Encepheal Therapeutics
Summer 2019停止まずは薬物依存症治療薬の開発から始める
- サマリー
- コカインやメタンフェタミン依存症患者向けに、依存性のない治療薬を開発する
- 課題
- コカインやメタンフェタミン依存症にはFDA承認治療薬がなく、既存の候補薬は依存性が課題となる
- 解決策
- Dopamine transporterの非定型アロステリック調節薬で、依存性を抑えながら渇望や薬物使用を抑制する
AI による要約
- 所在地
- Winston-Salem, NC, USA
- チーム規模
- 3 人
事業内容
EncepHealは、薬物乱用を治療する医薬品を開発している。最初の製品は、cocaineやmethamphetamineなどのstimulantを対象とするsmall molecule治療薬であり、これらを対象としたFDA承認治療薬はまだ存在しない。 当社のsmall molecule技術は、dopamine transporterに作用する非定型阻害剤である。cocaine自体も同じtransporterの阻害剤である。渇望や快感による強化を直接抑制することは、依存症の有効な治療戦略となる。opioid use disorderに対するMethadoneやbuprenorphine(Suboxone)が代表例である。一方で、この種の薬剤自体が依存性を持つ可能性がある。これがcocaine依存症治療薬の開発における大きな障壁となり、依存症研究の第一人者の多くがdopamine transporterを治療標的とすることを断念する要因となってきた。 EncepHealは、dopamine transporterを見放すのではなく、乱用リスクの問題を解決することに注力すべきだと考えている。そこでNational Institutes of Healthのパートナーとともに、dopamine transporterに作用する新たなallosteric modulatorが、動物モデルにおいて依存性を示さないことを確認した。これらの薬剤は、cocaine依存の抑制にも有効である。 経営チームは、共同創業者のOmeed RahimiとAaron Lazarusに加え、経験豊富な依存症薬理学者であるresearch officerで構成される。チームには、起業および依存症治療薬開発の経験を持つアドバイザリーボードがあり、National Institute on Drug Abuse(NIHの一部)やWake Forestの専門家とも連携している。 チームはこれまで、株式の希薄化を伴わない資金調達で実績を上げており、SBIR/STTR grantにも精通している。今後は、biotechおよびpharmaceutical業界とのつながりをさらに強化するための支援を求めている。